JR指宿枕崎線二月田駅を発車するキハ47形普通山川行き
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投稿者：Sobameguriさん
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JR指宿枕崎線の二月田駅を発車するキハ47形普通山川行きです。撮影時期は2011年3月半ばです。二月田駅は指宿駅の一つ鹿児島中央よりの駅で、棒線駅ながらPOS端末設置の有人駅（業務委託駅）であり、快速「なのはな」の停車駅となっています。近くには二月田温泉という指宿温泉とは源泉の異なる温泉が湧いています。それゆえ付近を歩いていると、排水溝から湯気が立ち上っているさまを見ることができます。私はこの温泉の「殿様湯」という立ち寄り温泉に赴いたのですが、そこは薩摩藩主の島津家が使用していたところという、かなり歴史の深いところでありました。観光客のほとんどが指宿温泉のほうへ目を向けてしまいがちですが、こういうところに行ってみるのも良いかと思います。ちなみに指宿枕崎線は列車の本数が区間によって大幅に異なります。鹿児島中央を起点に、五位野、喜入までは比較的本数が確保されています。これは仙山線の仙台－愛子と同様に、鹿児島市における通勤通学客輸送などをになっていることが主要因です。指宿・山川までは1時間に1本程度は本数が確保されており、観光客や地域輸送をになえるほどの本数は確保されています。しかし山川から枕崎までは本数もわずかであり、いきなり地方ローカル線のムードが漂うようになってきます。起点の駅付近で都市圏輸送を担い、途中からローカル線へと変貌するという点では、札沼線や芸備線、加古川線などと似ているように思えます。
