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活躍の場を地方へ移した京王5000系(富士急・一畑・琴電・伊予鉄)

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投稿者:Sobameguriさん

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京王5000系は1963年に誕生した、京王本線最後の18m3扉車です。特急運転を実施したり冷房を搭載したりと京王においての功績は大きく、「名車」と呼ばれる機会が多くありました。しかしその5000系も京王線の20m化や車両性能向上などには勝てず、8000系の導入により事業用車両として改造されたものを除いて全て京王線から撤退することになりました。しかし使い勝手のよさから地方私鉄計5社へ、京王重機での改造を施した後に譲渡されました。今回はその中でも原形をとどめた姿で活躍している4社の譲渡車をダイジェスト・総集編という形で紹介したいと思います。映像内にテロップを入れてはおりますが、説明不足である感は否めませんのでこちらの説明も併せてご覧ください。・富士急行(1000形・1200形)高尾から山を越えた先にある同社へは、18両が譲渡されました。1000形がロングシート、1200形が転換クロスシートとなっています。現在では富士急行一般塗装の他に、特別塗装車として「マッターホルン号」「富士登山電車」「旧標準色」「富士山麓鉄道リバイバルカラー」の編成があり、バリエーションが増えています。現在では普通運用が主な活躍の場ですが、「富士登山電車」は同名の快速列車として運用に就いています。今回の映像は大月駅付近の踏み切りと上大月駅前の橋の上から撮影しました。・一畑電車(旧一畑電気鉄道)(5000系・2100系)島根県の同社へは12両が譲渡されました。5000系は北松江線の特急や松江しんじ湖温泉-出雲大社前で運転される急行「出雲大社号」の運用を担う形式で、回転・転換クロスシートになっています。全面も非貫通になったり、2扉化されたりとかなり改造されており、専用塗装になっています。一方2100系は普通運用を中心にこなす形式であり、北松江線の急行でも使用されます。入線は5000系よりもこちらのほうが先でした。塗装は元南海丸ズームカーの3000系と同じく黄色・紺・白・ベージュのものとなっております。また3扉車と2扉車の二種類が在籍しています。5000系の予備車が無いため、同形式の運用を代走することもあるようです。映像はどちらも北松江線と大社線の乗換駅である川跡駅で撮影しました。・高松琴平電鉄(1100形)香川県の同社へは8両が譲渡されました。全編成が琴平線に所属しており、同線所属車両の標準塗装となっています。当初は同社に所属している元名古屋市営地下鉄の600系・700系とともに「コトデンそごう」の包装紙と同じ塗装になっていましたが、民事再生法適用の際にそごうグループとの縁が切れたことが影響してか、現在の塗装へと変わりました。基本的に2連で運用に就きますが、ラッシュ時には2+2の4連で運用に就きます。琴平線に所属する形式は同形式以外全て京急からの譲渡車であるため、元京王と元京急の連結を見ることもできます。撮影は片原町-瓦町で行いました。・伊予鉄道(700系)愛媛県の同社へは28両が譲渡されました。2連と3連がありますが、全て先頭車となっています。同じく京王から譲渡された800系(元京王2010系)の先頭車化改造の際には、同形式と同じような全面に改造されました。運用範囲は全路線であり、同社の主力形式となっています。入線に関しては他社よりも早く、1988年に始まりました。当初は他形式と同じく軌道用のモハ50形と同じ塗装でしたが、610系登場とともに現在の塗装へと切り替えられました。同形式に関しては、同じく京王から譲渡される3000系によって一部廃車となる編成があるようです。撮影は郡中線郡中港駅と松山市駅で行いました。この他、群馬県のわたらせ渓谷鐵道にも中間車2両が譲渡されました。わ99系という形式になっているのですが、これは客車です。側面の窓を撤去してトロッコ客車のように改造されました。「トロッコわたらせ渓谷号」という名でDE10に牽かれて運行しているようです。機会があればそちらも見に行きたいものです。

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