山川登美子 歌集 歌:井上陽水 "ジェラシー"

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投稿者:yoshiyuki14142さん

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山川登美子 短歌集歌:井上陽水 ジェラシー 山川登美子、増田雅子、与謝野晶子の共著、- 恋衣 - 白百合の雅号の歌人、福井県の名家の令嬢、与謝野晶子と歌才を競い、また与謝野鉄幹との恋を競うがこれを譲り、結婚のため帰郷、その後の次々に襲う不幸 な運命、最後は結核にて若くしてその生涯を閉じる。 ・髪ながき 少女とうまれ しろ百合に額(ぬか)は伏せつつ 君をこそ思へ・聖壇(せいだん)... 山川登美子 短歌集歌:井上陽水 ジェラシー山川登美子、増田雅子、与謝野晶子の共著、- 恋衣 -白百合の雅号の歌人、福井県の名家の令嬢、与謝野晶子と歌才を競い、また与謝野鉄幹との恋を競うがこれを譲り、結婚のため帰郷、その後の次々に襲う不幸な運命、最後は結核に て若くしてその生涯を閉じる。・髪ながき 少女とうまれ しろ百合に額(ぬか)は伏せつつ 君をこそ思へ・聖壇(せいだん)に このうらわかき 犠(にへ)を見よ しばしは燭(しよく)を 百(ひやく)にもまさむ・恋せじと 書かせたまふか 琴にして ともにと植えし 桐のおち葉に・このもだえ 行きて夕の あら海の うしほに語り やがて帰らじ・またの世は 魔神(まがみ)の 右手の 鞭うばひ 美くしき恋 みながら打たむ・袖たてて 掩(おお)ひたまふな 罪ぞ君 つひのさだめを 早うけて行かむ・聴きたまへ 神にゆづらぬ やは胸に くしきひびきの 我を語れる・かがやかに 燭(しよく)よびたまふ 夜(よ)の牡丹 ねたむ一人(ひとり)の うらわかきかな・さらば君 氷にさける 花の室(むろ) 恋なき恋を うるはしと云へ・いつはりの 濁るなみだの かかりなば この袖たちて また君を見じ・それとなく 紅き花みな 友にゆづり そむきて泣きて 忘れ草つむ・わが胸の みだれやすきに 針もあてず ましろききぬを かづきて泣きぬ・燃えて燃えて かすれて消えて 闇に入る その夕栄(ゆふばえ)に 似たらずや君・地にあらず 歌にただ見る まぼろしの 美くしければ 恋とこそ呼べ・吾柩 守る人なく おくらるる 野のさびしさを 思ふけふかな 黄色いバラ (花言葉:ジェラシー)月下美人(はかない恋)絵画:佃喜翔 (大正ろまん館)山形県 銀山温泉

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