一畑電車 川跡駅に入線する出雲大社前行き3000系（元南海21000系）
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投稿者：Sobameguriさん
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一畑電車の川跡駅に入線する大社線出雲大社前行き3000系です。撮影したのは2010年12月中頃です。川跡駅の構内踏切で撮影しました。この踏切は遮断機が無く、駅員が鎖をつなぐことによって通路を封鎖しています。一畑電車は島根県の松江市・出雲市を拠点としている地方私鉄です。宍道湖の北側を通り抜けて電鉄出雲市駅から松江しんじ湖温泉駅まで向かう北松江線と、北松江線の中間駅である川跡駅から出雲大社前駅まで結んでいる大社線の2路線を有しています。中には松江しんじ湖温泉駅と出雲大社前駅を結ぶ急行列車なども見られます。この映像に映っている3000系電車は普通列車用であり、各路線の普通運用に従事しています。編成は合計で3編成あります。見た目からも判断できるかもしれませんが、もともとは南海電鉄の21000系ズームカーであり、大井川鉄道に譲渡された編成とともに地方にて余生を送っています。南海時代は高野山への観光客を輸送していましたが、こちらにおいても出雲大社への観光客を輸送しているため、寺社と所縁のある形式といえるでしょうか。一畑電車にはこの3000系の他に、普通列車用の2100系と急行列車用の5000系という元京王5000系であった2形式が存在しております。元京王5000系の編成は合計6編成であることから多数派だといえるでしょう。
